【ご報告】浜田市の「出会い・結婚・出産・子育て応援事業所」に認定されました
- 中の人
- 8月12日
- 読了時間: 3分
少子化が続くなかで、「子どもを産み育てたい」と思える環境づくりは、どの地域でも最重要テーマですよね。
浜田市には、従業員の出会い・結婚・出産・子育てを応援する取り組みを行う事業所を認定し、広く紹介する制度があります。
市として、市民の子育て応援意識を高め、子育てしやすい環境をつくっていこうという趣旨です(対象は市内の事業所、基準を満たしたところが認定されます)。
その流れの中で、、、
私たち藤森建工は、このたび「出会い・結婚・出産・子育て応援事業所」に認定されました。

正直、認定されるかどうかは半々の気持ちでした。
「田舎の土木会社が子育て応援?」という声が聞こえてきそうですが、読み進めていただけると、私たちの腹落ちポイントが伝わるはずです。
私たちは、道路改良工事、護岸工事、治山工事、災害復旧工事など、地域の基盤をつくり守る仕事をしています。
朝夕に家族が通る道路や、水害から田畑を守る堤、土砂災害を防ぐ施設、どれも暮らしの当たり前を支える土台です。
だからこそ、会社の理念は「私たちの仕事は、私たちが暮らす、まちを守りつくることです」。
この言葉は、現場で汗をかく私たちの背骨そのものです。
「まちを守る」を一歩広げると、「子どもたちが安心して育つ毎日を守る」にもつながります。
インフラ整備で外側の土台を、働く場づくりで内側の土台を、どちらも私たちの役割だと今回あらためて実感しました。
浜田市の認定は、「出会い・結婚・妊娠・出産・子育て」の各区分から2区分以上、合計9項目以上の取り組みを行うことが基準です。
私たちの社内では、次のようなことを「すでに始めている/これから拡充していく」方針です(できることから一歩ずつ、等身大で)。
結婚・出産に関する休暇制度の整備と周知(結婚休暇、産前産後・配偶者の出産立ち会い配慮 など)
育児期の柔軟な働き方(現場の段取りを工夫し、学校行事や通院に合わせた時間調整・短時間勤務の活用)
男性の育児参加の後押し(「取りやすさ」を数値よりも“雰囲気”で担保するのが私たちのやり方です笑)
市や地域の出会いイベント情報の社内共有(“出会い”も地域の大事なインフラ!)
などなど
認定されると、市から認定証とステッカーが交付され、ホームページ等で認定事業所として公表されます。
現場は天候に揺さぶられ、段取り一つで全体が変わる、そんな仕事だからこそ、仲間の暮らしに寄り添う運用が必要だと考えています。
道路や河川の維持修繕を通して地域を守るのと同じように、仲間の家族時間や人生の節目を守ることも、私たちの「土木」。
会社の大黒柱は、結局のところ人だからです。
正直に言うと、制度づくりは簡単ではありません。
大きな会社じゃないのでリソースは有限です、
現場とどう両立するか、手探りの部分もあります。でも、その試行錯誤こそが、私たちらしい土木のアップデートだと思っています。)
会社の近くには保育所や小学校があります。
子ども達が通る姿をみていると、あの子たちが大人になって「浜田で家庭を持とう」と自然に思えるまちにする。
そのために、現場でも会社でも、できることを一つずつやっていこう、そんな気持ちです。
読んでくださった皆さん、いつもありがとうございます。
地域の企業の皆さんとも、取り組みや工夫をぜひ共有させてください。
私たちはこれからも、まちを守りつくる会社として、人と暮らしを真ん中に据えた「土木」を積み重ねていきます。
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