AIは、未来の頼れるパートナー?建設の仕事とAIの意外な共通点
- 中の人
- 8月9日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
みなさん、こんにちは!藤森建工のブログ担当の「中の人」です。
最近、テレビやネットで「AI」って言葉、本当によく見聞きしますよね。
なんだかすごい技術みたいだけど、私たちの仕事、特に地域に根差した建設の仕事とは、ちょっと遠い世界の話かな…なんて、思っていませんでしたか?
実は弊社でも、ありがたいことに「Gemini Pro」というAIが導入され、業務で使えるようになったんです。
とはいえ、普段の仕事は、道路を新しくしたり、大雨に備えて川の護岸を強くしたり、山の土砂崩れを防いだり…と、現場で体を動かし、地域の方々の安全な暮らしを守る仕事が中心です。
「AIに現場の何が分かるんだ?」なんて、少しだけ思っていたのも事実です(笑)。
そんなある日、ふと「このAIって、いったいどこまでできるんだろう?」という素朴な疑問が湧いてきました。そこで、思い切ってAIにこんなお願いをしてみたんです。
「簡単なミニゲームを作って!」って、、、
実際はちゃんとプロンプトいれました(笑)
<プロンプト>
次の要件を満たす単一 HTML ファイルのシングルページアプリを作成してください
名前:ジャンピングプラットフォームランナー
目的:障害物を飛び越えてできるだけ長く生き残る。
特徴:速度上昇、ハイスコア追跡、リトライボタン。
UI はカラフルで、パララックススクロール背景を備えること。
ゲームのレベルは誰もが楽しめるものであること

…我ながら、突拍子もないお願いですよね(笑)。正直、どうなるんだろう、ほんとにできるのかな?と半信半半疑でした。
ところが、AIはすぐにプログラムのコードを提示してくれたんです。
専門的なことは分からなくても、AIが示す通りに操作を進めていくと…なんと、本当に簡単なゲームが画面上で動いたんです!
障害物を避けるような、本当にシンプルなゲームです。
でも、自分の指示で、目の前で新しいものが「出来上がった」という事実に、思わず「おおっ!」と声が出てしまいました。
なんだか、新しい道路が完成した時や、立派な護岸が出来上がった時の達成感と、少しだけ似ているような、そんな不思議な感覚でした。
この経験を通して、ハッとしたんです。
AIは、私たちの仕事を奪うような存在ではなく、使い方次第で、仕事をぐっと効率的に、そして創造的にしてくれる「頼れるパートナー」になるんじゃないかって。
私たちの仕事は、設計図という「指示書」をもとに、何もないところに道をつくり、暮らしを守る構造物を築き上げていくことです。
それって、私がAIに「こんなゲームを作って」と指示して、一緒に作り上げたプロセスと、どこか似ているのかもしれません。
例えば、工事の計画をもっと安全に進めるためのシミュレーションや、地域の方々へ工事内容を分かりやすく説明するための資料づくり。
そんな場面でAIが力を貸してくれれば、私たちはもっと、現場でしかできない大切な仕事…例えば、ミリ単位の精度が求められる作業や、地域の皆さんの声に耳を傾けることに、時間と情熱を注げるようになります。
私たちの企業理念は、「私たちの仕事は、私たちが暮らす、まちを守りつくることです」。この想いは、どんなに技術が進んでも変わりません。その大切な想いを実現するために、AIという新しい仲間と、どうすれば上手くやっていけるか。今は、そんな未来にワクワクしています。
事務所の窓から、私たちが手掛けた道路を車が走り、子どもたちが通学路を歩いているのが見えます。
この当たり前の日常を守り、もっと豊かにしていくために。藤森建工はこれからも、新しい技術も積極的に学びながら、誠実に、まっすぐに、このまちと向き合っていきたいと思います。
なんだか、AIとミニゲームを作っただけなのに、壮大な話になってしまいましたね(笑)。
でも、それくらい、私にとっては大きな発見だったんです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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